近年、世界温暖化の加速に伴い、ここ日本でも未曾有の災害が毎年のように頻繁に発生しております。大規模地震や異常気象の頻繁・激甚化等を考えると、国土強靭化の取り組みは、喫緊の課題であるように思えます。
その一端を担うべく、当社では、トンネル等コンクリート構造物における施工ジョイント・コンクリート壁面のクラック箇所等からの漏水を速やかに処理する、難燃性・耐衝撃性のあるプラスチック製樋、ドレンを使用した漏水防止材の施工もおこなっております。 富山県のような、冬期、降雪のある雪寒地区では、トンネル内の漏水１箇所であっても、その部分から凍結し、氷柱と化し、下部を通る一般車両に落下した際、多大な被害を伴います。そもそも橋やトンネルといったインフラの物理的な対応年数は、概ね50年といわれています。老朽化したトンネルの漏水・剥落・氷柱対策は、どうしても今後必要になってくると思われます。